アンジェリーク
──太陽の休日──
Vacance au Soleil
配役(敬称略)
ランディ:神奈延年
リュミエール:飛田展男
オスカー:堀内賢雄
ティムカ:私市淳
チャーリー:真殿光昭
セイラン:岩永哲哉
倉庫番長:福山 潤
店員:浅川 悠


ティムカ「あれー。うーん、早すぎたかなー。そーですねー。集合時間には…、まだ余裕があるし」
セイラン「やあ、ティムカ」
ティムカ「あ、あれ、セイラン。もう来ていたんですか?」
セイラン「ああ、今朝に限って早く目が覚めたんだ。しかし、まだ午前中なのに日差しが強いね」
ティムカ「ええ、ここは今真夏ですからね」
セイラン「ああ、道理でみんな軽装な訳だ。ふあーあ」
ティムカ「あ、眠いんですか?」
セイラン「少しね。コーヒーでも飲めば、シャッキリするよ。あそこにワゴンが出てるようだけど、売ってないかな」

チャーリー「えー、コーヒーはいかがっすかー。あー、いかがっすかー」
セイラン「チャ、チャーリー?」
ティムカ「そんな所で、何をしてるんですか?」
チャーリー「何って、見て分からんか? ハワイアン。(アロハシャツ着用のため) あ、ちゃうちゃう。ワゴンの店番しとるんやけど。コーヒーだけとちゃうでー。オレンジジュース、ウーロン茶、豆乳、ドリアンジュース、納豆ジュース、真殿特製ジュース。 まあ、大抵のもんは取り揃えてありまっせ」
ティムカ「何かすごい物、置いてあるんですね。あのチャーリー、ピクニックの約束は今日ですよ。もしかして忘れてますかー?」
チャーリー「とんでもない。話せば長いんやけど、そのピクニックの為に店番をしとるんや。セイラン、コーヒーどうすんの?」
セイラン「驚いてすっかり目が覚めたよ。仮にも、聖獣の宇宙の守護聖が、ワゴンの店番とはね」

リュミエール「おや、皆さんがもう来ていますよ」
オスカー「気が早い奴らだな。よ、待たせたな」
リュミエール「今日はお招きありがとう。ティムカ」
ティムカ「おはようございます。オスカー様。それにリュミエール様」
チャーリー「ランディ様もおはようさん」
ランディ「おはようございます。チャーリーさん、何ですか? その格好。何、やってるんですか?」
チャーリー「ちょっと店番を。パートタイマーでな」
ランディ「あー、アルバイトですか」
ティムカ「ちょ、ちょっと納得しないでください」
チャーリー「いや、ちょっとお使いを頼んだ間の代理人ですわ、いやいや代理ですわ」
セイラン「何だい、お使いって」
リュミエール「ティムカ、参加する人はこれで全員集まったのですか?」
ティムカ「えーと…。はい」
オスカー「想像通り、男ばかりか。折角の日の曜日に、なんともさびしい限りだな」
ランディ「すみませんね、愛想のない男ばっかりの集団で」
オスカー「ま、こんな事だろうと思って俺が手を打っておいた。今日のピクニックに急遽スペシャルゲストが参加してくれる事になった」
チャーリー「スペシャルゲスト?」
セイラン「誰です?」
オスカー「お嬢ちゃんに決まってるだろ」
セイラン「やあ、来たんだね。君は予定があると聞いていたけど」
リュミエール「その予定が変更になって、時間が出来たのですよね」
オスカー「で、すかさずこのオスカーがデートに誘ったという訳だ。承知してくれて嬉しい」
チャーリー「ほんまに? いやー、そいつはラッキーや」
ランディ「今日一日君と過ごせるなんて、嬉しいな」
ティムカ「本当に。貴女なら大歓迎ですよ」
ランディ「あのさ、今日のピクニックにみんなでいろいろの物を持ち寄ったんだよ。ティムカは何を持ってきたの?」
ティムカ「フフ。サンドイッチです。ランディ様は?」
ランディ「俺はアイスクリーム。アイスボックスに入れてきたんだ」
セイラン「デザートまであるとは、素敵ですね。僕はグラスを一揃え」
リュミエール「私は地面に敷くシートを」
オスカー「俺はトランプカード一式だ。こういう時は、遊び心も大切にしないとな」
セイラン「…となると、足りないのは飲み物か」
チャーリー「はいはーい。俺がスペシャルなドリンクを持っていきまーす」
ティムカ「スペシャル、な、ドリンク?」
チャーリー「今日のピクニックにうってつけのお勧め品やで。ワゴンのは売り切れなんやけど、今ストックを持ってきてもらってるさかい、待っててや」
セイラン「ねえ、さっき言ってたお使いって、もしかしてそのドリンクの事かい?」
チャーリー「ピンポンピンポンピンポンー。ご名答。それにしても遅いなー。どないしたんやろ」
セイラン「荷物が重いとか?」
ティムカ「運ぶ方法はあるんでしょうか」
チャーリー「うーん。よし。俺がひとっ走り言って見て来たろ」
オスカー「おいおい、今からか?」
チャーリー「はいな。悪いけどみんなは先に行って、虹の小川に行って待ってて下さい。すぐに追いつくさかい」
ティムカ「あ、ちょちょっと待って下さい。そこまでしなくても。他の飲み物ならこのワゴンにもいっぱいあるんですよね」
チャーリー「いや、俺はどーしてもあれを飲んでもらいたいんや。ワゴンに、『休業中』の札を出して、と。
じゃ、行って来まーーーーーーーーーす(マイクからだんだん離れて後ろに行く)」
ティムカ「ああ、チャーリー、待って下さいよ」(この間も、チャーリーの「まーーーー」は続いてる)
オスカー「チャーリー! チャーリー。行っちまったか」
リュミエール「相変わらず素早いですね」
ティムカ「ど、ど、どうしましょう、セイラン。ここで待ちましょうか?」
セイラン「いや、虹の小川で待っていて欲しいって言っていたから、僕らは先に。ティムカ?」
(間)
チャーリー「ランディ様ーーーーー!(だんだんマイクに近づいて)」
ランディ「わあ、驚いた」
オスカー「おお、いつの間に」
チャーリー「恐縮ですが、ご協力よろしくお願いします」
ランディ「え? 俺? 行くの? ちょちょっと待って。うわ、うわ、やめて。うわ、お願いやめて。許して。うわーーーーー(真殿さんに引っ張られて後ろに行く)」
オスカー「おい、ランディも行っちまったな。いや、でも、連れて行かれたと言うべきか」
リュミエール「本当にやかまし…、いえいえいえ、素早いですね」
ティムカ「ど、どうしましょう。セイラン」
セイラン「どうしようもないじゃないか。先に行くしか」
オスカー「そうだな。 お嬢ちゃん。ごたごたして悪かった。さあ、行こうぜ」


ティムカ「えーと、では、虹の小川まで移動する時間を利用して、レクリエーションを行おうと思います。えーと、あの、始めていいですか?」
セイラン「いいんじゃない(少し困ったように)」
リュミエール「何をすればいいのですか?」
ティムカ「えーとですね。まず全員で歌を15分間歌って、しりとりを30分。それから、えー、何をしましょうか。俳句でも詠みましょうか」
オスカー「いやー、俳句やしりとりはいいけど、歌はなー。真夏の野原の真ん中でか?」
ティムカ「ええ。だめですか? では、順番を繰り上げてしりとりを…」
セイラン「。そんなにしりとりが好きなの?」
ティムカ「ええー? 折角考えたのに、しりとりも駄目ですか? どうしましょう。俳句も駄目だとすると、野原で出来る事ってそんなに……。 あ、そうだ。自然の音を聞きながら歩きましょう」
オスカー「あ、すいません。普通に歩いてるだけのように見えるんですけど」
ティムカ「はあ、すみません。あの、私は予定外の事が起きた時に、つい対応に悩んでしまうのです」
オスカー「ティムカ君」
ティムカ「はい」
オスカー「予定外の事が起きるから、人生は楽しいんだ。そうは、思わないか?」
リュミエール「ですが、地に足をつけて生きたいと言うのも悪い事ではありませんよ」
セイラン「ピクニックのレクリエーションが、人生論になるってすごいな」
ティムカ「私ももう少し物事に素早く柔軟に対応できたらいいんですけど…。例えば、先程のチャーリーのように」
リュミエール「ティムカ」
セイラン「それも、君の個性だと思うけどね」
オスカー「ああ、そうだな。ティムカ。くよくよするのはやめとけ。見てごらん。虹の小川が見えてきたぞ」
セイラン「もう少しで着くから、みんなも暑いけど頑張ってね」
リュミエール「ティムカも元気を出して下さいね」
ティムカ「はあ、はい」


ランディ「はあ、おかしいな。これだけ探しても見つからないなんて」
チャーリー「ほんま、謎やな。ミステリーや。密室から消えたドリンク。足が生えて一人で歩いていった訳でもないのに」
店員(悠)「あのー、守護聖様方。どうか奥の方でお休みになっていて下さい。ドリンク探しは私がやりますから」
チャーリー「いやいや、俺が頼んだもんやから自分で探すのは当然や。気にせんといて」
ランディ「それにこれだけの量を君一人で調べるのは無理だって。遠慮しないでいいよ」
店員(悠)「申し訳ありません。手伝っていただいて」
倉庫長(潤)「チャーリー様。いらっしゃいますか?」
チャーリー「はいはい、ここ。ああ、お待たせいたしました。ご所望の品の本日の入荷分は、後2時間程でセレスティアに到着いたします」
チャーリー「2時間? ああー、そこまでは待てんなあ。はあー。残念やけど、今回は諦めるか」
倉庫長(潤)「ううあ(本当に変な声を上げてた)。 ご期待に沿えず誠に申し訳ありません。ここは一つ、死んでお詫びを…」
チャーリー「待て待て待てーー。待てー」
倉庫長(潤)「止めて…」
チャーリー「もう頼むからやめてくれよ。いきなり倉庫まで押しかけて俺が悪かったんや。ランディ様にも引っ張ってきた挙句に骨折り損でほんまにすいませんでした」
ランディ「いいですよ。倉庫整理なんて生まれて始めてだから、おもしろかったです。でも、チャーリーさん、何であのドリンクに拘ったんですか? よっぽどお気に入りなんですか?」
チャーリー「いや、そんなに思い入れがある訳ではないんです。実は夕べまだ何か他の飲みもん持ってくるつもりでした。青汁とか」
ランディ「ええ、青汁ーー!」
チャーリー「けど今朝窓から外を見て『ああ、セレスティアの空はもっと青いんやろなあ』と思った瞬間に『そうや、夏の青空の下でみんなであれを飲んだら最高とちゃう?』と思ってしもて」
倉庫長(潤)「ああ、確かに。あの商品は夏ばてにもききますね」
チャーリー「せやろ。確かにセレスティアのワゴンに売っていた筈や、思い出して朝一番に飛び出したんだけど、結局空振り。せめて昨日のうちに思いついとったならなあ。そうか、最初の予定通り青汁にしとけば」
ランディ「ですから、青汁はやですから」
チャーリー、悲しそうな顔でランディを見る。
ランディ「嫌。まずいもん」
チャーリー「(鼻をそそる) 青汁、そんなにだめれすかあ?(涙声で)」
ランディ「だめ。だめです」
チャーリー「あーあ、俺の人生、もう少し計画性とか確実性とか安全性とか落ち着きとか、あー、そんなんが欲しいわあ。誰か分けてくれへんやろか。そ、例えば、ティムカぁ、とか」
ランディ「へえー、チャーリーさんがそんな風に思ってたなん意外です。でも、フットワークが軽いのはチャーリーさんのいい所でしょ」
チャーリー「あんたってば。もう、これ。(何かをランディに渡す振り) 煽てても何も出ませんよ」
店員(悠)「何か出たみたい、なんだけど、プライベートな話ですね」
倉庫長(潤)「我々は、席を外すぞ」
店員(悠)「はい。よいしょっと。あ(何かにぶつかる) 痛い」
倉庫長(潤)「ああ、荷物の山が、ああ」
店員(悠)「ああ、荷物が。ぶつかった拍子に崩れてしまいました」
チャーリー「おお、ゲフッゲフッ。すごい埃や」
ランディ「二人とも大丈夫ですか? 怪我は?」
倉庫長(潤)「う、あ。大丈夫です。ご心配をおかけしました」
店員(悠)「(少しの間)あ。(分からなくなった) お騒がせしました。積み方が悪かったみたいです」
チャーリー「どないしたん、今の間は? どっか打ったん?」
店員(悠)「いえ、ちょっと1行先を見てました。あ、お探しのドリンクがありましたよ」
チャーリー「ええー、ほんまに(笑)」
店員(悠)「はい。他の品物に隠れていたようです。荷物が崩れなければ気づきませんでした」
ランディ「あ、本当だ(すごくわざとらしく)。ここに名前が書いてある」
チャーリー「あんた、おおきに。あんたが体を張ってべたに荷物を崩してくれたおかげや」
倉庫長(潤)「灯台下暗し、ですね」
ランディ「怪我の功名、とも言えますね」
チャーリー「よっしゃ。ドリンク消失事件、無事解決や。そしたら、このドリンクを持ってみんなの所にダッシュや。ほな、お疲れさーーーーーーーーーーん(またマイクから遠ざかる)」
倉庫長(潤)「あ、チャーリー様? チャーリー様。もう行かれるん、で、すか…。あぁ」
店員(悠)「ああ。と言っている間に見えなくなってしまいました」
ランディ「ハハハハ(乾いた笑い)。ハハハハ、やっぱりチャーリーさんはそうでなくちゃ。どっしり落ち着き払ってるなんて似合わないや。あ、俺も行かなくっちゃ。ティムカ達が心配する。それじゃこれで失礼します。お世話になりましたーーーーーーーーーー(マイクから遠ざかる)」
店員(悠)「はあ、何かよくわかりませんでしたが、お役に立ててよかったでーーーーーーーす」
倉庫長(潤)「セレスティアの休日を、ごゆっくりお楽しみ下さい(「下さい」が関西弁で)。あ、うつっちゃいました(笑)」


リュミエール「皆さん、カードの交換はもう宜しいですか? では、コール」
セイラン「6のペア」
ティムカ「Jのペア」
リュミエール「私は、5のスリーカードです。オスカー、あなたは?」
オスカー「くぅー。炎の守護聖だ」(会場大爆笑)
リュミエール「カード。カードカード」
オスカー「カード。ノーペアだ」
セイラン「リュミエール様の勝ちですね」
リュミエール「ああ、また勝ってしまいました。どおしてでしょう
ティムカ「ああ、あのですね、ポーカーは止めて他のゲームにしますか?」
オスカー「まあ、待て」
ティムカ「え?」
オスカー「そろそろツキが回ってくる頃だ」
セイラン「おや、随分自信があるんですね」
オスカー「当然だろ。トランプの4枚のQ達が、いつまでも俺を放っておく筈もない」
ティムカ「それにしても、チャーリーとランディ様は遅いなあ。どうしたんでしょう」
ランディ「おーい、みんなーー」(マイクに近づく)
チャーリー「お待たせしました」(マイクに近づく)
ティムカ「あ、チャーリー、ランディ様ー」
リュミエール「お帰りなさい、二人とも」
オスカー「それで、探していたものは見つかったのか?」
チャーリー「そりゃ、もうばっちりでっせ」
セイラン「それはよかった。で、僕たちをここまで待たせたんだから、さぞや素晴らしい品なんだろうね」
ランディ「ええ。真夏の午後にピッタリの飲み物だと思いますよ」
チャーリー「じゃーん。スパークリングミネラルウォーター。名前のまんま炭酸入りの天然水や。一口に含むとさわやかな刺激がお口の中に広がります☆。太陽の輝く夏の午後にはまさに打ってつけの一品」
ランディ「ですよね。炭酸の泡が弾けるシュワーーっていう音を聞くと、夏ーーって感じがしますよね」
オスカー「ほーう。ガラスのボトルに詰めて、コルク栓で蓋をしてあるのか。なかなか上等な品なようだな」
セイラン「品定めはいいから、早くこちらへ」
リュミエール「グラスの用意なら出来ていますよ」
ティムカ「そうですね。早速飲んでみましょうか。それじゃ、チャーリー」
チャーリー「はい」
ティムカ「コルク抜きを貸して下さい」
チャーリー、渋い顔をする。

ティムカ「チャーリー? コルク抜き」
更に渋い顔をするチャーリー。
ティムカ「チャーリー?」

チャーリー「はい(しどろもどろに)?」
ティムカ「だからー、栓を抜きますから、コルク抜きを」

チャーリー「(泣きそうな声で)コルク、抜き?」
オスカー「おい、まさか?」
ランディ「もしかして…。持ってきてない?」
チャーリー「(泣きそうな声で)朝一番で思いついてそのままセレスティアに駆け込んだから、持ってませーん」
ランディ「オー、マイー、ガッド!(まま日本英語的に) しまった、気づかなかった」
チャーリー「散々待たせた挙句に、こんな落ちでなんとお詫びをしたらいいのやら」
リュミエール「何か他の方法で開けられないでしょうか。折角探して来て下さったのですから」
オスカー「よし、ちょっと下がってろ。この剣で…」
オスカー以外「ああーーー」
チャーリー「ああ、やっぱ思いつきで行動したらあかんな。よし、俺明日から、ティムカぁみたいに計画的になろ」
ティムカ「は?」
セイラン「おや。君、ティムカと同じ事を言ってるね」
チャーリー「え、何でテムカ(本当にティじゃなかった)が?」
セイラン「さっき彼が言ってたんだよ。チャーリーのように物事に素早く対応が出来るようになりたいって」
ティムカ「セイラン。そんな事わざわざ(あわてて)」
ランディ「あれ、偶然だね、チャー…。偶然だね。チャーリーさんも言ってたんだ。ティムカの落ち着きを分けてもらいたいって」
チャーリー「もうやだやだやだやだ。言っちゃやだ。(ランディの事をバンバン叩きながら)言わんといて言わんといて、もう。(間)やだ」
オスカー「君たちゃ、何をやっとるんだ。
ま、要するに二人揃ってお互いを羨ましがってた訳だ。面白いな」
リュミエール「いいえ。自分の至らない所を補いたいと思うのはよい事ですよ。友達の美点に気づく事も」
ティムカ「美点…。そうですね。私の個性は時には欠点になり…」
チャーリー「時にはええ所にもなるって事やな」
ランディ「とにかく二人が自信を取り戻す役に立てたんなら、よかったよ。炭酸水は残念だけど」
セイラン「そっちの方も解決できると思いますよ。確かこのポケットに…。やっぱり入ってた」
リュミエール「おや、ソムリエナイフではありませんか」
セイラン「たまたま持ってきてよかったですよ。ティムカ、開けてくれないか。僕はどうもこういうのは苦手でね」
ティムカ「はい。えーと。確か、こうやって。(ポン。シュワーーー)あ、抜けたー」
チャーリー「あは。泡が溢れてきますな」
ランディ「早くグラスに」
ティムカ「大丈夫ですよ。すぐにおさまりますから。ほら」
リュミエール「さあ、貴女もグラスを持って、今日という日をお祝いしましょう」
(グラスに注ぐ音)
セイラン「祝う理由かい? 君と僕が出会えた。それで十分だと思うけど」
ティムカ「そして貴女を今日一日だけ見つめていられる。それが嬉しいって言ったら、笑いますか?」
ランディ「今日、君がここに来てくれて、君に会えて本当によかった」
チャーリー「今度は二人っきりで遊びに来ような。本気の約束やぞ」
オスカー「それじゃ、お嬢ちゃんと俺の未来に、乾杯ー!」

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