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奥州平泉、目指せ!泰衡現代恋愛EDツアー 〜勿論銀と金も一緒に連れてこよう〜
すいません、かなり脚色が入ってます。気になる方はブラウザの「戻る」でお戻り下さい。
11月20日、平泉に行ってきました。
前日の19日は、直くんのライブで盛岡に来ていたので、折角ここまで来たのなら平泉に行って、十六夜記巡りをしようという事に。
前日は直くんのライブの興奮で、4:30です、寝たの。起きたのは7:30。
よく、起きれたなあ、とか思いつつ、新幹線とホテルのパックで行ったので、帰りの新幹線は盛岡からなので、盛岡〜平泉の行き帰りの電車の中で寝ておりましたがな(苦笑)
十六夜記巡りに望んだのは、神子様3人で御座います。
銀を案内人に選んで、神子様3人の旅は盛岡から始まりました。
盛岡から平泉まで向かおうとして、まずしょっぱなからミスを。
「そういえば東北って、J○東日本じゃない? Su○ca使えるんじゃない?」
「え、でも、平泉で使えるかな?(←盛岡では使えると思っていた人)」
「チャージ出来るかな、チャージ。…あれ?」
はい、しょっぱなからやらかした神子様3人。3人とも関東在住。
東日本と言えど、使えるのは仙台までのご様子。盛岡ですら使えませんでした。
銀「『ちゃあじ』とは、一体どういう意味なのでしょうか? 私には存じ上げない言葉で御座いますね。神子様方は、しょっちゅ…、いえ、時折、不思議な言葉を使われますね(にっこり)」
そして、平泉の駅に到着。
外に出て、少し脇にずれた所に移動。
其処でこんな物を見つけました。
弁慶さんって、凄い力持ちですね。こんな重い物を持ち上げてしまうんでしょうか。
銀「さあ、私には事の真偽は分かりかねますが、もしそうだとしたら、凄い事ですね」
盛岡出発時もそうだったんですが、この日は生憎の雨でした。平泉でも雨は降り続いていました。それでも、そのまま徒歩で目的地へと向かった神子様3人。
「毛越寺に行ったら、呪詛の種を持った村人のおっちゃんを見つけないとね」
「そして、泰衡さんに『ありがとう、泰衡さん』って言わないとね」
「どこにいるかなあ?」
泰衡さん現代連れ帰り恋愛ED(何か色々付いた)の為に、絆の関を越えようとする神子様方。
金「ワン!」(ボテボテッ)
神子様達の言葉に導かれたかのように、金の声が聞こえる。
銀「おや、泰衡様。雨の中、わざわざ金の散歩ですか。仰って戴ければ、この私がやりましたものを。それとも、神子様達にお会いに来られたのですか?」
泰衡「ふん、余りにも金が太りすぎてきたからな。これでは番犬として役に立たぬからな。断じて神子達の案内に参った訳ではないぞ」
(神子様や八葉の皆さんから、色々とおすそ分けをしてもらっていた金は、ちょっと(いやかなり?)太ってきてしまった様子)
銀「そうでございますか。でも、神子様達のご希望も有ります故、泰衡様もご同行願えますか?」
金「ワン、ワン!」
銀「ふふっ、勿論金、貴方もご一緒ですよ」
こうして案内人を増やして、更に毛越寺へと向かいます。
道中、木々の頭から、「平泉ホテル武蔵坊」が顔を覗かせておりました。
そして毛越寺。
神子様3人は、別段締め出しを喰らう事も無く、中に入りました。
呪詛の種をいっぱい持った村人のおっちゃんには巡り会えそうにもありません。
この運命では、おっちゃんには巡り会えない訳ですね。泰衡さんの絆の関が埋まらないよ、どうしよう(苦笑)
毛越寺入口、いい感じに紅葉と毛越寺の立て看板(?)と現代感漂う余計なもの(苦笑)
そして、毛越寺本堂と薬師如来。
ぐるっと巡って、常行堂。(写真は撮り損ねました)
ここでは正月20日に、「延年」の舞が奉納されるようです。
「延年の舞(笑)」
「延年(のぶとし)の為の舞(苦笑)?」(神奈さん)
「延年本人が、舞うの?(笑)」
違いますって。
銀「ここで、是非神子様の舞をご所望出来たなら良かったのですが、生憎の雨に邪魔されてしまいましたね。今度機会がありましたら、神子様の舞を拝見させて下さいますね」
今回の旅に参加されている神子様のうちの一人が、舞、ではなく、社交ダンスを踊れるんですよ。「Shall we
dance?」の世界で御座います。でも舞扇は持ってる話でしたけど。
あ、そういえば遙か3無印のプレミアムボックスに、神子の舞扇が入ってましたっけ?
泰衡「ほう、神子の舞、か。いずれ機会があれば、見せてもらおうか」
そして、ふと特に何もないけど、ちょっとした広場(?)を見て、神子様が考えていたのは、皆同じ。
「あそこら辺で、呪詛の種を持ったおっちゃん、斬りつけたのかなあ?」
「あ、そうじゃない?」
「そして『有難う、泰衡さん』だよね」
銀「では、神子様達。次へと参りましょうか」
そして、毛越寺を出た私たちは、次は中尊寺へと向かいます。
ちょうど毛越寺に行く前に見かけたホテル武蔵坊の前の道を通ります。
その時発覚したのが、そのホテルのレストランは「弁慶」という名前でした(苦笑)
そして、中尊寺に向かう道はちょうど上り道。しかも雨風が段々と強くなっていきます。雨のせいで寒さも増していきます。
かなり、ギブアップしそうになっています、神子様達(苦笑)
銀「神子様方、御車をご用意せず申し訳御座いません」
泰衡「神子殿。済まぬな、気の利かぬ者を案内人につけるとは」
申し訳なく思った泰衡さんが手配したかは知らないけど、そんな神子様達の前にタクシーが。
中尊寺金色堂付近まで、タクシー利用。
少しでも、暖かかったので体力少し回復。
金色堂付近の、タクシーで行ける所まで行ってもらって、行き方も教わったのに、よく聞けていなかったのか、逆方向へと歩き始める神子様方(苦笑)
泰衡「ん? 神子殿は、金色堂へと参られるのではなかったのか?」
泰衡さんは、金色堂はあっちだぞ、と逆方向を教えます。
銀ー、気付いてたんだったらきちんと案内しなさいよ(笑)
銀「いえ、神子様に何かお考えがあっての事と思いましたので。まさか、教えて戴いた道をまち、…、いえ、申し訳御座いません。案内役の私の不手際で御座います」
先ずは、讃衡蔵に入りました。奥州藤原氏の遺宝・国宝・重要文化財などを収蔵されています。
中尊寺経は、一行ずつ金と銀の字で書かれた経文がありました。流石ですね。
経文を収める箱には、螺鈿細工が施されており、神子様の脳内BGMはあっつんに早代わり(苦笑)。(其れまでは、直君の曲だったり小悪魔だったり(苦笑))
あ、こんな所で、敦盛くんと銀の協力技をゲット。
更には、銀の絆の関も越えていきましょう。
そこに、泰衡さんの首桶がありました。
泰衡「俺の首桶? 俺はここにいるぞ?」
「いけない、時空を超えて泰衡さんを助けに行かなきゃ」
「郎党に斬られる前に戻らないとね」
「銀、貴方もついてきて。金、貴方も来る?」
銀「神子様の命とあらば、何処までへも」
金「ワヲーン!」
「じゃ、行くよ」
時空を超える(笑)神子様と、それについていく銀と金。
そして、一人取り残される泰衡(笑)。
泰衡「だから、俺はここにいると…」
虚しく手を出した泰衡さんは、時空跳躍をして行ってしまった神子様と銀、金を捕まえることなく、ただ空を掴んだだけ。
そして時空を超えた神子様達は、望美ちゃんを見送るべく無量光院へと向かう泰衡さんを狙う郎党を一刀両断したのでした。
「じゃ、泰衡さんを助けた事だし、向こうに置いてきちゃった泰衡さんの所に戻ろうか」
「こっちの泰衡さんは、望美ちゃんの所に行ってもらって」
「うん、泰衡さんが二人もいると、大変だからね」
そう言ってまた時空を超える神子様ご一行。
こちらの泰衡さんも、何の事だか分からず唖然としている模様。
「これで、泰衡さんも助けた事だし、絆の関、越えるかな」
再び中尊寺に戻ってきた神子様ご一行。
泰衡さんは、というと、相変わらず「泰衡の首桶」前で、ブツブツ言ってます。
泰衡「俺はここに居て、でもここに置いてあるのは俺の首桶で、ではここにいる俺は一体誰なんだ?」
「泰衡さん、お待たせー、って何してるの?」
「あ、泰衡さん、ここの時空の泰衡さんは、もう何百年も前の人なんですよ」
「だから、泰衡さん、次に行きましょう」
銀「泰衡様。さあ、参りましょう(にっこり)」
そして金色堂。
思ったよりも狭かった気が。
中央の壇に初代清衡公、左の壇に基衡公、右の壇に秀衡公の御遺体に泰衡公の首級。
「よかったね、泰衡さん。一人で眠ってなくて(瞑目参照)」
「しかも、秀衡さんと一緒だよ」
「首だけ、だけどね(苦笑)」
泰衡「だから、俺はここに居ると申しているだろうが」
銀「泰衡様、わかっていますよ」(何をだ!?)
お参り出来ると分かって、お賽銭を入れてお祈りする神子様達。
それもきちんと右側のみ。
「泰衡さんが成仏できますように…(笑)」
泰衡「神子殿、これは私に対する嫌がらせ、か?」
いえいえ、そんな事、滅相もございません。
いろんな萌えを堪能したところで、外に出て本堂へと向かいます。
その途中に、霞がかって、素敵な風景が。
いやー、雨の中の紅葉って言うのも、いいもんですな。
寒かったけど(苦笑)
そして、本堂入口。
で、寒さも我慢の限界に達した神子様達は、お昼を食べに中尊寺内にある蕎麦屋へ。その名も「義家」
金「くぅーん」
銀「金もお腹が空いたようですね。泰衡様も如何ですか?」
泰衡「うむ。たまにはこういうのもいいだろう」
茶蕎麦を堪能し、体も暖まった所で散策再開。
次に向かったのは、弁慶堂。
何か微妙に、左上から後光が差してるみたい(笑)
さすが弁慶さん。
近くには、撮影スポットなのか、弁慶(こちらの時空での想像上の弁慶)の顔の部分が丸く切り取られているやつを発見。
「ねえ、これさ、やっぱり顔を出して写真撮って、メールに添付すべきだよね」
「そうだよ、弁慶さん好きな後輩ちゃんの為に、さ」
「えええーーーー!?」
すっかり面白がる神子様二人。慌てふためく神子様一人。
「銀も、そう思うよね」
折角なので、同意を求めてみる。
銀「では、神子様、次に参りましょうか(にっこり)」
あ、あら、軽く流されちゃった。
時間もあまりなかったからね。盛岡まで戻る電車は1時間に1本だし。
中尊寺を出た神子様ご一行は、次は高館へと向かいます。
その手前に見つけた物。
「あ、いいもの、見つけちゃった」
「どれどれ?」
「あ、本当だ。弁慶さんの墓だって」
弁慶「おやおや、君たちは一体何を見つけたんですか?」
突然背後に現れた弁慶さんに、ちょっと固まってしまう神子様ご一行。
ヒノエ「そんなの、決まってんじゃん。あんたの…」
途中で見せた弁慶の顔を見て、ヒノエくんはさっさと逃げてしまいました。
弁慶「ふふっ。こんな物を見つけてしまうなんて、君たちもいけない人ですね…」
いえいえ、気付いたら姿を現す、貴方の方がいけない人ですよ、弁慶さん(苦笑)
泰衡「こんな所で油を売っているとは、弁慶殿も随分お暇と見える。これは羨ましい事だ。くっ」
弁慶「いえいえ、私の神子にわざわざ案内をして戴ける泰衡殿に比べれば…」
あの、弁慶さん。誰の神子ですか、誰の。
ヒノエくんから突っ込み入りますよ。いや、他のみんなからも入りそうですが。
泰衡「何が言いたい…」
弁慶「いえ、何も(にっこり)。おや、九郎が呼んでいますね。では、これで失礼致します」
泰衡「一体、あやつは何しに来たのだ?」
銀「泰衡様。あのような何を考えているのか分からぬ者など、相手にする必要は御座いません。神子様が退屈されてお出でです。次へ参りませんか」
何気にひどい事、言ってる気がするのは、私達神子様ご一行の気のせいですよね?
気を取り直して、高館へ向かいましょう。
というわけで、到着しました、高館義経堂。
これが九郎さんの慰霊塔。
でも建てられたのは、昭和61年とか。
秀衡公、義経、弁慶800年の御遠忌を期して、供養の為に建てられたんだそうです。
「九郎さんが成仏出来ますように(苦笑)」
「それじゃ、まるで九郎さんが化けて出てるみたいじゃない(笑)」
「ほら、九郎さんに、『官位は貰っちゃ駄目ですよ』って、言いそびれたから」
九郎さんの絆の関、失敗してるんですか、貴方は(苦笑)。
九郎「俺が、どうしたって?」
あらあら、九郎さんまでお越しとは。
そういえば、ここに皆さんでお世話になっているんですものね。いてもおかしくはないですね。
じゃあ、九郎さん、記念写真撮るから、場所を移動しよう。
「九郎さん、九郎さん、はい、チーズ」
九郎「ちいず、とは、何だ、ちいずとは」
「ごめん、九郎さん。遠すぎちゃったから、もう一回」
「九郎さん、はい、チーズ」
「ちょっと反射しちゃってるけど、仕方ないか。雨のせいかな、やっぱり」
「ごめんね、九郎さん」
「次に来た時には、綺麗に撮れるといいね」
九郎「だから、ちいず、とは何だ?」
銀「では、神子様、そろそろ次へと参りましょう」
「あ、そうだね、銀」
「次は、無量光院だもんね」
「電車の時間が、あるしね」
九郎「おーい、ちいず、とは、一体何なんだーーーー?」
ごめんね、九郎さん。九郎さんの絆の関越えか蜜月満ちさせる時に、教えてあげるね。
では、次に向かうは、無量光院。
実際は跡地です。
実際の跡地。
微妙に立て看板が斜めって居るのがいい。
実際の史跡は、もう少し先にありましたけど。
銀「神子様方、お写真をお撮りしましょうか?」
「わーい、有難う、銀」
そして、この立て札を挟んで並ぶ神子様。
泰衡「何故、神子殿は斜めになっているのだ?」
立て札と同じ具合に、斜めに立った状態で写真に納まる神子様。
やっぱりこの方が面白みがあるから、ね。
さてさて、平泉の駅まで戻ってきました。
銀「では、神子様方。気をつけてお帰りになって下さいね」
「え?」
泰衡「思いがけず、楽しい時間であった。たまにはこういうのもいいのかもしれんな」
「あれ?」
金「ワンワン!!」
「何で?」
どうやら、何処かで絆の関を越える事が出来なかった様子。
うーん、まあでも楽しかったからいいかな。
泰衡さん、銀。今度来る時は、ちゃんと連れて帰れるように、絆の関を全部クリアするからね。
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