ネオロマライブ2004SUMMER フリートーク
フリートーク 1日目昼アンジェ組+石川さん 
久遠さん「誰がボケても誰かが拾ってくれるであろう、完璧なラインナップですね。まあ心配なのは僕の中では、まあ、内容がネオロマンス的に反しない。そこさえ心配しなければ」
その言葉に、みっちゃんが、立ち上がって石川さんに向かって「英郎、お前のことだから」と言うと石川さんも「お前のことだよ」と返す。するとみっちゃん「ああ、俺?」と。
すると久遠さん、「まあ、当事者同士ですね」と。

テーマ「夏休みのミラクル体験」

「ミラクル骨折」モリモリ。

高校時代にやった事。先生に(医者ってことよね)も「ああこれは、ミラクル骨折ですね」と言われた。
高校時代、体育会系の大学の付属校に通っていたモリモリ。夏合宿で首の骨を骨折したモリモリ。「まあ、皆さんよく骨折するとは思いますが」と。いや、首の骨はよく折らんぞ。ってかよく生きてたな。まさにミラクル。
みっちゃんが「悩んでるんだけど、これはおちゃらけていい方?それとも真剣に聞く方?」と。確かにね。
普通はやばいんだけど、大丈夫だったモリモリ。アメリカンフットボールをやっていたとかで、ガチンガチンやってたら、気付いたら病院に居て、長野の病院に運ばれたそうです。しかもアメフトの防具をつけてそのまま担架に乗っけられたそうです。
みっちゃんがそこで突っ込み「東京からですか?」 って、そりゃ、東京で首の骨折って病院が長野だったら、そっちの方がビックリだあね。合宿で長野にいたそうです。
アメフトの格好が珍しかったらしく、病院の待合室でおじいちゃんおばあちゃんがびっくりしちゃって、「宇宙人か?」みたくなったらしいです。(みっちゃん曰く、長野の人皆素朴らしいです)
でも今は大丈夫です。今ピンピンしてます。
みっちゃん「でもよかったね。首の骨折ってこんなに元気なモリモリ、(腕を指差して)モリモリだもん」
久遠さん「首の骨折っててよかったですね。首の骨折ってて、これだけ元気なんですから、折ってなかったらどんだけ元気だったんだろうってね」
みっちゃん「折ってなかったらバストは確実に7メートルはいってたね」

「化け物民宿(タイトル忘れた)」石川英郎
一つの民宿で幽霊7体見ました。結構霊感強いらしいですね。見るらしいです。
民宿入った時に、1階の便所に男が1体。2階のふすまを開けたら女の人が。夜になると天窓の所にカップルが。階段を上がってきた男の人がトントントンと(シルクハットかぶったおっさん)。最後に首だけのおばあちゃん。石川さんはそのまま金縛り状態。
(って覚えている限り、6体しかいない気が。でもこのネタ、コルダのファンタスマゴリアのフリートークでもやってたね)
みっちゃん「和風のホーンテッドマンションだね
7体も見れる所はないですね、と。近所の人に聞いたら、そこは有名な民宿だったそうです。
みっちゃん「それって、ダウンタウンの松っちゃんのバツゲームとかじゃないの?」
石川さん「ちゃうわ(笑)」
みっちゃん「さっきのドラマ(アンジェのドラマ)でやって欲しかったね。あの音楽欲しかったね」
今やってるか、わかりません。行きたくないです。
久遠さん「それ売りにしてたりして」
みっちゃん「化け物民宿、とかね」
誰か(忘れた)「一泊2万円とかね」
モリモリ「見れなかったらお返しします、とかね」

「マッチ一箱涼の元」立木さん
ライトが立木さんと隣の人にかかっちゃって(1日目は、ドラムロールとライトを動かしてから、ドラムロールが終わった時に、ライトを当てる。2日目はやりませんでした)、みっちゃんが「誰だ、どっちだ?」と言ってたので、「私がやりました」と立木さん。これも石川君に似て怖い話なんですけどね。
みっちゃん「音響さん、ミュージックスタート。あ、出来ませんね」
立木さんが少し話し始めた所で、音響さんがアンジェで使ったBGMを流してくれました。
流石、音響さん。
遙か昔の小学校の頃、(ここで音楽が流れた)
夏休みにおじいちゃんおばあちゃんが居る島に1ヶ月位いた。そこで(九州の方)お盆の時期、お墓の所で花火をガンガンやって(爆竹とか)死者の霊を慰める、とか。かなり派手なそうで。3日間、お墓で花火大会みたくしていた。
帰った後に、おじいちゃんから、「文坊、墓にマッチ棒忘れた。取ってきてくれ」と言われて、何でこんな苛めにあわなきゃ、と思いつつも取りに戻った立木さん。
階段を上がって、怖いからか余計に冷気を感じた立木さん。さっきまで爆竹とか花火をやってて明るかったのが、更に明るくて。お墓の下の足元辺りが、火の玉で一杯。火の玉の絨毯。
最初来た時には、まだ花火やってるのかな、と思ったくらい。お墓の周りが全て。」
みっちゃん「もう、ナウシカの世界ですね。」
石川さん「ランランララランランラン♪(高い声で)」
マッチは取りに行けないままだったそうです。でも、綺麗だったそうです。
久遠さん「とてもミラクルな体験を話して戴いたんですが、一つ心配なのが、ナウシカと言った事でこれがDVDに入るかどうか」
みっちゃん「ばかっ、ピーが入るじゃないか。もう言わない」
久遠さん「今の技術はなんとでもなりますからね。きっとナウシカがエゾシカ位になってますよ、きっと」

「電気ポット、大爆発(確かこんなタイトル)」小山さん
僕の話じゃないんですが、と。友達の体験。7年前にギリシャにお芝居で行って、魚が駄目で、特にオリーブオイルが駄目。ギリシャは徹底的にオリーブオイルドボドボドボドボと。で、しこたまカップラーメンを買い込んで、スーツケースにカップラーメンを詰め込んだ。いざ、お湯を沸かそうとすると、ホテルにお湯を沸かす設備が無かった。日本だと何でもありますけどなかなかそんな設備の揃った所は、高級ホテルでもないんだそうです。
意を決した友達は、市場に電気ポットを探しに行った。市場の親父にホットウオーターを何とか作りたいからおねがいします、と。すると「Oh,how lucky you are.」当に新製品があるということで、当時ユーロがなかったから米ドルで35〜40ドル位で買って、お湯を沸かしたそうです。でも10分待っても20分待ってもお湯が沸かなくて、本体とビニールコードとの間の根元の部分がジジジジジと。煙が上がってきて、慌ててコードを抜いて、市場の親父の所に戻ったそうです。
金を返せと行ったら「Take back my money.」と言ったら、親父が「I don't speak English.」と答えた。隣の兄ちゃん、英語が喋れるそうで、とにかく金返せと言ったら、今度は隣の兄ちゃんが「Oh,how lucky you are.」 お前、あと20ドル払えばもっといいものがあるんだと。言われて金を返して貰えばよかったのに、20ドル出してまた新しい物を買ってホテルに帰った。で、今度は電圧が強いものに耐えられるらしくて、早くブクブクいいだしたから、これはいいと思ったら、またコードの根元がジジジジジと。友達は、コードが垂れているのが本体と接触している部分が溶けているんで、熱いけど我慢して持ち上げていれば、沸かせるだろうと持って耐えに耐えていたそうです。煙がおさまってお湯が沸いてきたなと思ったら、ポットがボンと。(まるでマンガだね(笑))
彼はまた市場に取って返して、夏暑くて40℃位あるんだけど、皮ジャンを着てサングラスをしていった。日本人だと言うと皆空手か柔道をやってるものと思われて、ちっちゃい子達がからかってくるんですが、彼は親父の目を見て自分から「アチョー」と。(笑)
親父は顔を見た途端に、店を閉めて、隣の兄ちゃんも顔を見てすぐに店を閉めちゃったそうです。で、二重にラッキーだったんだけど、カップラーメンは1個も食べられなかった。
みっちゃん「という事は、簡単に言うとカモだったんですね」
久遠さん「オリンピック前にタイムリーな話だったんですけどね。何かギリシャ人の印象がね」

「田舎の裏山での奇跡」みっちゃん
うちの裏山で奇跡がおきた。僕を若干知っている方はいるかとおもうんですが、キノコ狩りが趣味なんです。
道無き道を行くそうです。みっちゃんの田舎で取れるのが、ムラサキシメジ、クリタケ、向こうではリコウボウといわれるアミタケみたいなの。ムラサキシメジは毒々しい色なんだけどおいしいんだそうです。
3年前の夏の終わりかけの頃。道なき道を行ったみっちゃん。そこで奇跡が起きたそうです。ムラサキシメジは毎年取れないらしく、過去10年前だか15年前に父親と一緒に取りに行った時に、ムラサキシメジの群生を見たそうです。その印象が強くて、毎年それを見たくて行ってたそうです。ムラサキシメジは山の日陰にあるからって事で下りて行ったら、ムラサキシメジの群生にめぐり合ったそうです。友達とか奥さんとかでかなり驚いたそうです。
更に、群生の下にまた群生があるんだそうです。胞子が飛ぶからだそうです。父親に15年前だかに教えてもらった事を思い出したみっちゃんは、下に下りていったそうです。1.5倍くらいの大きさのムラサキシメジの群生が見つかったそうです。
モリモリ「食べたーい。で、それ持ってきたの?」
みっちゃん「それ、3年前の話だから」
モリモリ「今日ホテルで鍋とかやるの?」
みっちゃん「3年前だから」

1日目夜の部 遙か組+森田さん
久遠さん「ハイハイ、宜しいですか。(あまり会場からの歓声がやまないので)昨晩寝てない方々が揃いましたが。昼の部では、本当に凄かったですけど。ポットが爆発してみたり、幽霊に会ってみたり」
誰か忘れた「火の玉出てきたりね」
久遠さん「あー、火の玉出てきましたね。いろんな体験がありましたが、今回の皆さんはどうでしょう。
      では、今回のテーマはこちら。『夏休みのミラクル体験』」
直君「みゃ−」他の人もつられて「みゃー」

「600」 森田さん
森田さんにライトが当たり、森田さんいすに隠れ「まぶしー」と。
話す前に一言、と。森田さんは晴れ男だそうです。(久遠さん「確かに今日は晴れてますね」)
随分前に宮沢賢治生誕100周年があって、その時に岩手、盛岡の方に行っていた。その時は用事があって、すぐ帰ってきてしまった。101周年の時に行こうと思って、次の年に一人で車を運転をして盛岡まで行った。着いたんですが、5日間いたんですが、ずっと土砂降りだった。宮沢賢治を旅しようと思って、いろんな所に回ったが、ザンザン降りで。行ってもくるぶし位まで水が溜まってるんです。全然無理で、面白くも何ともなくて。最終日の夜、山の上のペンションに宿を取って泊まった。疲れて帰ってきて、その時に雨が止んで、雲が開けてきて、その真正面にさそり座が見えて。生まれて初めてさそり座を見て、アンタレスが赤く光ってて。それがミラクルです」
オッキー「あれ、ミラクルだけど『600』は?」
久遠さん「600はどこいっちゃったの?」
森田さん「地球からさそり座までの距離が600光年という」
会場「オオ−」という声と拍手
森田さん「これで夏休みの宿題のネタは作ったよ(でしたっけ?)」
オッキー「いくつやねん(笑)」
森田さん「宮沢賢治も見たであろうさそり座を、僕も見れたって言う事で。唯一の思い出でした」

「どこ?」 オッキー
現実に言うと夏休みではないかもしれません。子供の頃、九州は福岡県に住んでまして、近所の幼稚園に行くまでの道のりで、家の垣根に転がっていったボールを捜しに行ったら、知らない町というか、知らない生活空間に出まして。家はよく見るその辺にある家なんだけど、ここ見た事ないし通った事もない。その垣根を越えてその家があるのはおかしい、っていう空間だった。誰も居ないから「ピンポーン」って鳴らしてみたんだけど、誰も出なくてドアが開いていた。
智一「で、金目のものを…」オッキー「そうそう(笑)何で」
誰か居ませんかってな事を言ったんだけど、誰も出てこなくて、「ここ怖い」って言って逃げてきちゃいました。
久遠さん「で、ボールは?」
オッキー「忘れた」
智一「ボールなんか忘れちゃいますよね」
森田さん「それ以来、そこに行ってないんですか?」
オッキー「行ってないの。こっちに来てからもずっと覚えてて、いつかその辺りを探索してみようと思うんだけど、行けてないの」
智一「でもよくそういう人いますよね。車でドライブしていて知らない所に出ちゃったとか」
久遠さん「よくはいないんじゃないんですか」
智一「よくは、いないんだけど」
オッキー「たまにはいるよね」
オッキー「宇宙人に拉致されたんじゃないの」
森田さん「膝に傷ありませんか?」
オッキー「あるある。何でやねん」

「溺れる!」 直君
直君「あの、俺、すごい泳げなかったのね、ずっと。小学校の時とか」
オッキー「俺、今でも泳げないよ」
直君「あ、そうなんですか。ならこれ喋ってもいいですよ」
オッキー「いいよ」
3年生くらいまで泳げなくて、体も弱かったのでプール入るとすぐ高熱出すんですよ。あまりプールも入らず見学ばかりしていた。
で、ある年夏休みに親父と山に入って、川でちょっと遊んだりとかして、水チャプチャプくらいはしていた。
水の中で目を開けるのなんて、最初怖いじゃないですか。川傍を走っていた時に、親父が「そこら辺は滑るから、気をつけ…」まで言った時にそこにいて、ツルンって滑ってしまった。川はすごい強くて、流されてしまった。本当に「おぼれるー」っていう状態になって、その時川の水が茶色かった。「あれ、水が茶色いって事は、俺、今目が開いてる?」って必死にもがいていたら、泳げていた。
「あれ?」って思って、岸まで来て。次の日に子供会でプールに行くってなって、次の日に泳げるようになった。
直君「始めはこんなん(イヌカキ?)だったんですけど、その次の日、あの僕岩手なんですけど」
誰かの言葉、聞き取れなかった。
直君「いえいえ、有難うございます。岩手の八幡台のベニーライト(こんな感じ?上手く聞き取れない)って、温度の低いプールなんですけど、黒い鼻血を出しながら」
智一「固まっちゃってるんだ」
直君「出たから、黒い鼻血を出しながら泳げたのが、ミラクルでしたね」
オッキー「鼻血がミラクル?」
智一「黒い鼻血がミラクルなんだよ」
直君「そうそう(笑)」
オッキー「鼻血ですよね、最終点」
直君「命がけなら出来るもんなんだなみたいな」
久遠さん「滅茶苦茶才能あるんじゃないんですか?」
直君「かなり回りましたよ、水の中では。今でも水の色がコーヒーみたいな色は覚えてますよ。コーヒーなんだけど、太陽の光がこう入ってきてる」
オッキー「それさ、臨死体験をしたんじゃないの?」
森田さん「宇宙人に拉致されたり、臨死体験したり。同じ、同じ」

「肉地獄」 智一
久遠さん「ちなみにネオロマンス的にはクリアしてるんですか?」
智一「ああ、大丈夫大丈夫。そっちの肉じゃないから。食べる方の肉だから」
久遠さん「もう危うく…」
智一「食べるっていってもそっちの食べるじゃないから」会場大爆笑
久遠さん「危うく今ね、緞帳降りかけましたよ」
今年の夏、一番旬な話で、ロサンゼルスに仕事で連れて行ってもらった。アメリカだから、ステーキとかね、ステーキが有名っていうか、ステーキしかないっていうか。ステーキ中心じゃないですか。
久遠さん「ステーキの国ね」
皆も知ってると思うんだけど、あっちのステーキって、滅茶苦茶デカイんですよ。日本だと、ちょっとメニューに「お腹一杯食べたい方に300g」って書いてあるじゃないですか。向こうだと普通に頼むと、例えばスペアリブ頼むと1頭分出てくるんですよ、一人。
ステーキも1キロくらい。でも、それがおいしい。肉の味がしっかりしてて。添え物に出てくるマッシュポテトが大好物で、3日間泊まってたんですけど、毎晩ステーキを1キロずつ食べてたんですよ。
置鮎さんはめっちゃ痩せたじゃないですか。
オッキー「聞かれるんだけど、『置鮎さんはすごい痩せたって色んなところで聞いたんですけど、どうやって痩せたんですか』」
智一「置鮎さんは、ある意味それがミラクルですよね」
オッキー「じゃ、俺のミラクル、それにする」
智一「で、俺、3日間の間に、何と5キロも太っちゃったんですよ」
オッキー「でもあるよ。仕事始めたばっかりの頃に、3年で20キロ太った」
智一「どんな食生活してたんですか?」
オッキー「安くて量がたくさんなのを、グワーッって」
森田さん「それ、一番ミラクルじゃん」
久遠さん「はい、では『今日のダイエット』のコーナーでした」

2日目トークコーナー
テーマ『旅先でのミラクル体験』
昼 遙か組+紀章

『グアムの夜に』智一
智一「これは怖い話なんですけど、今から4年か5年6年か前(苦笑)、ちょっと怖い記憶なんで忘れようとしてるんですかね。あまりはっきり覚えてないんですが、グアムに初めて行きまして」
久遠さん「グアムに怖いイメージなんてないですよね」
智一「僕も暖かくて陽気なチャモの人たちのそういうイメージがあったんですが、宿泊した夜にいろんな怪奇現象がありまして、ちょっと長くなるんで端折りますけど」
オッキー「いいよ(端折らなくて)」
智一「それはまあ、ありがちな怪奇現象なんです。簡単に言うと偉大な人が自分の部屋にいたりとか、後は突然寝てたらラジオがついたりとか、いろいろあったんですよ、怖い事が。
 で、最終日に帰ろうかなと思ってベッドの横で荷物を整理していて、立ち上がろうと思ったらちょっと荷物が引っかかってシーツがめくれちゃったんですよ。 そしたら何かシミがついてたんですよ。マットの方にね。
 マネージャーと同室だったんで、「これさ、血の跡じゃねーの?」「まさか」なんて言って、バーンと捲ったら大きな真っ黒なシミがついてて。
 で、怖いしその後にフロントに行って聞いてみないといかんと思って、フロントに行ってフロントの方にうちのマネージャーが英語で話し掛けて、「部屋のベッドに黒いシミがついてたんだけど、あれは血じゃないのか。何かちょっと怖い思いをしたんだけど」って話をしたら、
「まさかそんな。もう今年の初めにちゃんと聖水撒いたんですから」って」
オッキー「聖水撒いてシミは消さないんだ」
智一「酷い話でしょ」
オッキー「意味合い的には、聖水が大事なんだね」
久遠さん「聖水撒いたからもう大丈夫だと」
智一「まあ、そういうミラクルなホテルでね」
オッキー「従業員がミラクルだね」
久遠さん「従業員のノリは、やっぱりグアムって感じですね。グアムの印象がこれでだいぶ悪くなりましたけど」

『高2の秋、修学旅行にて』紀章
紀章「これは旅先でのミラクル体験という事だったんですけど、何分僕はインドア派なもので、外に出ないということで、篭る傾向にあるので、ここまで遡らないと旅行の記憶が無いという寂しいもので…
 僕らの高校って田舎高校で」
久遠さん「どちら?」
紀章「山口県の宇部って所なんですけど。その流行が東京から発信されて5年遅れ位で」
オッキー「おっそー」
紀章「かなりかかるなーとか思うんですけど」
和彦さん「テレビとかも5年位かかるの?」
紀章「そんな事はないです。電波ですから(苦笑)。当時太いズボンに短ーい」
オッキー「ああ、不良ね」
紀章「短ランボンタンで。その格好で修学旅行先っていうのが東京だったんですが、普通に原宿の竹下通りって行きたいじゃないですか。我々その格好のまま、5人か6人位でつるんで歩いてたんですよ。
 竹下通りって流行の発信地だったから、当時シブカジとか流行ってる時代だったんですよ。おしゃ〜れな人が闊歩してる中で、僕達浮いてて、「何あの人たち」って感じで」
オッキー「コスプレとか思われたんじゃない」
紀章「「何、漫画漫画。アレアレ、ほら『ビーバップ何たら』」みたいな(苦笑)。リーゼントはしてないけど、サイドバックって言って半分リーゼントだったんですよ、当時。
 ちょっと恥ずかしい思いをしまして、ちょっと俺ら浮いてるねっていうまま、渋谷の方まで行ったら、当時賀来千賀子さんがロケをやってらして、『あー、あれ、テレビで見た事ある』って、皆で遠巻きに見てたんですよ。そしたら目があっちゃって、すごいしかめっ面をされたっていう、大したミラクルじゃないんですけど、カルチャーショックだったという体験ですね」
久遠さん「多分ですね、賀来チコカさん…」
智一「チコカさん?」
久遠さん「賀来千賀子さんも、多分どっかのトークショーのミラクル体験でこの話してると思いますよ(笑)」

『万歳ー!』オッキー
オッキー「どっかで話してると思うんですけど、免許を取ってしばらく車を乗れなかったんですが、1年後くらいにやっと中古で車を買ったんですよ。
 友達に前を走ってもらって富士山に行ったんですよ。初遠出に。富士山ってちょっとうねってるんですよ。で、曲がる時にハンドルの切り方がまだ感覚よくわかってなくて。ほとんど乗ってなかったんですよ。レンタカーで4,5回くらい。それで急ハンドルしたら、後ろがガ〜って流されて、ヤバイって一生懸命切ったら、一応保ったんだけど、もうスレスレで。前を走っている友達の車が、友達が後ろを見て、(無言で万歳のポーズ)って」
智一(だったかな)「よかった、生きてた」
オッキー「その通り、生きててよかったなっていう」
久遠さん「本当、万歳ですね」
オッキー「あれは本当に死んだと思いました」
和彦さん「レンタカーで4回くらいでそういう所に行くのもどうかなー?」
オッキー「まあ、許してください」
智一「攻めすぎですよね、確かに」
久遠さん「そんな時もし万一の事があったら、今ごろここには多分アクラム人形が」

『飛んでー!』和彦さん
和彦さん「別に僕が『飛んでー』とかそういうわけじゃないから。そんなに面白い話じゃないので、恐縮なんですけど。
 去年旅行に行きまして、大勢で行ったんですけど、2〜30人位でサイパンに行きまして。3泊4日くらいで。(確かJTBさん主催のFCかなんかの旅行でしたっけ。オーライの日程あたりで。猪苗代湖ツアーの後だと思ったんですけど。)
 そこはすごく楽しくて、帰りに飛行機に乗りまして、「あー、楽しかったね」って言って、そしたら「当機はコクピットの前のガラスが割れておりまして、グアムからガラスを取り寄せますので、降りてしばらくお待ちください」って」
久遠さん「乗り換えるんじゃなくて、ガラスを交換する」
オッキー「乗り代えた方が全然早いんじゃ」
和彦さん「2時間くらい待ったんですよ。「交換が終わりましたから」って乗っかったんですよ。
 「やっと帰れるね」って思ったら、ブウウゥゥゥンって音がして、真っ暗になっちゃったんですよ。機長が「エンジンが落ちました」」
会場大爆笑
和彦さん「落ちたっていう僕らの声が聞こえたかどうかは解りませんが、「あ、エンジンが停止しました」
 それで「またしばらくお待ち下さい」って言われて、またロビーに出されて3時間位待たされて。で、もう一回直りましたんで、って事でもう一回乗ったんですよ。
 で、今度は大丈夫って事で、ウィーーーーン!って感じで。「おおー、いけいけー!」で、ウイイィィーーン…って(苦笑)
 結局その日はサイパンのロビーに8時間ほどいまして、帰れなくなりまして、また同じホテルに戻ってもう1泊して次の日帰ったというそんなあまりオチが無くてすいません」
智一「でも飛ばなくてよかったですね。変な話」
和彦さん「でもね、次の日乗った飛行機はその飛行機でした」
会場「えーーー!!」
オッキー「どうしてそんなに拘るんですかね」
智一「どーしてもその飛行機で帰したかったんでしょうね」
和彦さん「もうしょうがないやって事で、いつどーなるか解らないから、呑むだけ呑んどけって、そこにあったのを(笑)」
智一「命がけじゃないですか?」
和彦さん「ビールでもワインでもみんな呑んじゃえーって」
久遠さん「これで、この会場の皆さん、本当にサイパンとかグアムとか信用できなくなってしまいましたね。
 では、『いい旅、夢気分』のコーナーでした」

2日目夜 アンジェ組み+小西
『ベガスの奇跡、オレって…』みっちゃん
みっちゃん「凄かったです」
久遠さん「やっちゃいましたか」
みっちゃん「すごかったです、俺。まあ、ラスベガスに3年だか4年位前に旅行に行った時に、凄かったですよ。まあ、カジノの施設所」
小西「まさか…」
みっちゃん「フフフフ…」
久遠さん「その不敵な…」
みっちゃん「まあ、僕がこんなに今お気楽に仕事をしてられるのも、どうしてでしょうねえ。こんなにお気楽さんにのんべんだらりと仕事してられるのは、どうしてでしょうねえ」
久遠さん「ま、まま、まさか…」
モリモリ「え?キノコ狩り?」
みっちゃん「昨日だよ、それは。今日来たお客さん、サッパリわかんない。キノコ?キノコ?キノコの山?(笑)
 ラスベガスに旅行に行って、カジノに行った訳ですよ。しこたま金持って。…3万円位(笑)
 そんでまあ、僕ね、中国茶が趣味になる前はパチスロッターだったんですよ」
久遠さん「パチスロッターって言われても」
みっちゃん「全然違うなーとも思うんですけど、パチスロッターだったんですね。つまりはまあ、ラスベガスに行けば、スロットのメッカですよ。1ドルから100ドルまでコインは換えられるんですけど、10ドル位にしとこうかなって。
 お金換えなきゃいけないから。そしたら「ID見せろ」って言われて。何でかって言うと未成年者に思われたんですよ。
 僕ね、事ある毎にID見せろ、ID見せろって。そのくせ、見た瞬間に俺が30(歳)超えてて「ID」(見て)「オーゥ」って。アホか、お前。あいつらヤンキーが一番表現大げさなんですよ。「ワーオ」
浪川さん「因みに岩田さん、その時どんな格好してたんですか?」
みっちゃん「チャラいよ。超チャラい格好。短パンにTシャツ。で、ヘビースモーカーなもんだから。ガキみたいな顔してるから、ID、ID。
 女の人までだよ。「ID見せなさい。ワーオ!」 歩く度にだよ。その話だけでいいじゃねーか、俺の話」
久遠さん「奇跡はそれじゃないんですか?」
みっちゃん「全然違いますよ。奇跡じゃないですから。寂しいじゃん、それは。
 スロットが得意だったんで、大体当たる訳ですよ。大体勝たせてくれるんで。
 でもどんどん吸い込まれるんですよ。でも大体少しは勝たせて遊ばせてくれるんで、「まあ、今のうちだろ。何れくるだろ、100枚くらい出るだろ」って。でも当たっても3枚くらいで。3枚1回こっきり(笑)。
 僕初めてイって20分位でほとんどなくなりました。手持ちの金が。ああ、これは奇跡だ。奇跡としか思えない。普通は少しは当ててくれるのに、このツキのなさ、当にミラクル。以上です(苦笑)
 ただ単に負けたって話です。しこたま負けたって話です」
オッキー「岩田くん的に負けたっていうのが、もう」
みっちゃん「そうマジックなのよ。次行って下さい」
久遠さん「皆さんも本当にギャンブルには充分気をつけて下さいね」

『俺、おぼれる』小西
小西「皆さん、溺れた事ありますよね」
浪川さん「あるある。さっき溺れました(笑)」
小西「ちっちゃい頃に、小学校の頃に両親と田舎の方の海に遊びに行ったんですよ。その時に両親はつりをしてたんですよ。で、テトラポットでしたっけ?あの、こういう星みたいなやつ」
みっちゃん「星じゃねーだろ」
小西「あ、ああ、あのマキビシみたいなやつ。マキビシみたいなやつで。両親がつりをしていて僕はそこで遊んでた訳ですよ、やる事もなく。そしたら、いきなり下に引っ張られる感覚があって、そのままテトラポットとテトラポットとの間に、ズボーンって入って。あの映画みたいに水面が見える、みたいな」
みっちゃん「危ねーな」
小西「死ぬーみたいな。でもそっから頑張って奇跡的に生還して。その後、それもミラクルなんですけど、無事でいられましたってね。その後親の車で行ってたんですけど、びしょ濡れじゃないですか。しょうがないから車の後部座席で横になって寝てて」
みっちゃん「あら、フル○ンだね(ってみっちゃん。とか言って載せるこっちもこっちか(苦笑))」
小西「絶対人から見えないようにって思って。窓あるじゃないですか。こう人が通るたびにこう見てるっていう、これもミラクルなんですね」
久遠さん「でも警察通らなくてよかったですね」
みっちゃん「本当のミラクルは、くやって波のリズムによってガーって引き込まれた訳だろ。戻った時(波が)も面白いのにな。テトラポットの間からポーンと出てきたら、それこそミラクルだよな」
小西「上手く出ればいいですけど、逆に途中で引っかかって、ここまで(腰?)こうなって(引っかかる?)こうなってると(腰から上が出ている、みたいなジェスチャーで)それもミラクルですよね(苦笑)」

『囲まれた』立木さん
立木さん「何か意味深ですよね。囲まれたって。これは非常に綺麗な話なんですよ。とある南国の島に旅行している時に、船で渡る訳ですね。俗に言うフェリー。
 船で酔うので、客室には普段いないんですよ。甲板に、その日は天気もよかったので、ずっと3時間位の航海なんですけど、いたんですよ。
 船のちょうど波が立っているのを、ジーっと見てたんですよ。結構人生、悩んでいろいろあったなと。
 バシャバシャバシャと波とは別の音が聞こえてきたんですよ。よーく見たら、イルカちゃんなんですよ。最初はトビウオかな、とも思ったのに、あまりにもデカイんで」
みっちゃん「すごくイルカに対して失礼ですよね」
立木さん「でもトビウオもいたのよ。ごめんね、イルカ。
 最初は2、3頭だったんですけど、どんどんそれが増えちゃって。ついてくるんですよ、イルカちゃんの大群が。
 気付いてみたら、もう右も左も前も、イルカがフェリーを囲んで一緒に航海したんですよ。最高の体験をさせて戴きました」
小西「フェリーをお母さんだと思ったんですね」
みっちゃん「もしくは立木さんが悩んでるってのを聞きつけて」
モリモリ「気になってね」
みっちゃん「『ダイジョウブダヨ、ダイジョウブダヨ。オウエンシテルカラダイジョウブダヨ』(ちょっと高めの声で)」
立木さん「イルカって本当話したくなるよね。最高の体験でした。あれは本当ミラクルでした」

『誰も信じてくれない。ホントですから』浪川さん
みっちゃん「何があったんだよ」
浪川さん「そんなに心配されると、大した話でもないんですけど…」
みっちゃん「何かもう、皆で肩とか抱きながら話聞こうぜ」
浪川さん「特に立木さんの後だと話しにくいんですけど(苦笑)。綺麗なイルカの話で。
 僕ももう14、5年前、ウインドサーフィンをやってたんですよ、湖で。その時に、湖だったんでそんな視界もよくないんです。けど、板の上にこう、体を預けて休んでたんですよ。足だけ下に入れて。膝から下がちょっと冷たいなって思ってて。そしたら、何かに乗ってるんですよ。普通水の中って浮いてる感じがするじゃないですか」
モリモリ「浮いてるよね」
浪川さん「でも何かに乗ってる感じがするんですよ。でも板に乗ってるから下が見えないから何だろなーと思ってて」
小西(かな?)「怖いなー」
浪川さん「それで、あの全然怖い話でもないんですけど、実は楽に聞ける話なんですよ(苦笑)。
 で、乗ってたら何かヌルヌルしてるから、深い所なんですよね、魚かなーと思ったんですけど、動かないんですよ」
みっちゃん「お前、それどこ?くっしゃら湖?(字がわからないです。地図も無いんで。北海道ですよね)くっしゃら湖?」
浪川さん「いえ、長野の方なんです」
小西「質問しといて、違うじゃないですか」
浪川さん「それで何だろうと思ってみたら、ちょうど足元が見えたんですよ、ジーっと見てたら。そしたらナマズだったんですよ。凄い大きなナマズ」
小西(?)「どの位の大きさだったの?」
浪川さん「あのね、このくらい(両手で大きさを示す)。ウソつきました。これくらいです(さっきより小さめに。でも大きかった)」
小西「それが上がってきたの?」
浪川さん「ちょうど上がってきて、僕の足の下にいるんですよ。乗ってるんですよ。ナマズに乗った少年(笑)」
小西「ナマズに乗った少年だ!」
浪川さん「で、動けないんですよ、ああいう時って。ナマズがあまり好きじゃないんで」
みっちゃん「じゃあ、いいじゃん。動きゃ」
浪川さん「何となく足の裏の感覚を研ぎ澄まして、ヌリヌリしてみたりとか(笑)。でもザリってしてて。それで上がってペンションみたいな人の、日本昔話に出てくるおじいちゃんみたいな人がいて、「あそこはすごい巨大なナマズがいるんだよ」って。その人の話だと30メートルくらいはあるようなナマズらしいんですけど(苦笑)。だからと言って、いい事もあるよーって言われなかったし、それから先、何もいい事もなかったんで、別に」
久遠さん「ありますって。今日だってメチャクチャ…」
浪川さん「あ、そうか。これか」
久遠さん「これ、ナマズのご利益ですよ」
浪川さん「有難う、ナマズ」
久遠さん「これ、立木さんの話とミックスすると、イルカに乗った少年になるんですけどね」

『生簀でお魚天国』モリモリ
モリモリ「これはまた高校時代なんですけど(1日目も高校の時の話だった)、よく骨折した(題名が『ミラクル骨折』でした)長野の志賀高原のクマノ湯って言う所で、皇室御用達の凄いホテルがありまして、その高校時代、合宿に行ってて」
みっちゃん「モリモリはボンボン?」
モリモリ「いや、ボンボンじゃない。体育の学校で。ホテルの建物がコの字形になってるんですよ。浴槽がコの字形の端っこにあって、凄い巨大なお風呂で。凄い気持ちいいんですよ。練習終わった後に。「これ、ちょっと贅沢すぎないか」って。
 それで、壁(窓か?)の所をちょっと開けられるんですよ。開けると湯船と同じ高さに生簀があるんですよ、凄い巨大な。ニジマスとかそっち系の、もうそらってやったら掴める位のすっごい量の魚がぶわって」
みっちゃん「マジで?怖いんですけど」
モリモリ「お魚天国。で、ずっとお湯に浸かってるじゃないですか、部活のメンバーと。で、段々お湯に酔っちゃって、ちょっと冷たい水に入りたいなーって。冷水にね(笑)。で、やってしまいましたよ。もう、生まれたままの姿で(笑)。本当にこう、スルスルっと。トポントポントポンって感じで」
みっちゃん「バシャっじゃなくて?」
モリモリ「そうトポントポンって入って、皆でこう一緒にグワーッて、ニジマスと一緒になって泳いで。コの字になってるじゃないですか。コの字の元の部分が大宴会場なんですよ。ずーっと皆で素っ裸のまんまで泳いでいて(笑)。ものすごい形相をしたホテルの支配人が来てえらい目にあいました。でもしばらくはお魚天国でした」
みっちゃん「あの、モリモリ?いろんなトコつつかれなかった?」
モリモリ「まだ若いから覚えてないんですよ」
みっちゃん「コーエー的にこれ大丈夫?ギリギリセーフ?」
久遠さん「まあ、夜の部だからいーんじゃないですか?(会場大爆笑。実際にライブDVDはカットされないですよね、ドキドキ。小西の時のみっちゃんの発言はカットされそうだけど)でっかいニジマスとでも思ったんでしょうね、一瞬。
 以上、『今日のお魚』のコーナーでした」

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