ネオロマンスライブ2004SUMMER ラブメッセージ
森村 天真
まだ起きてたのか?俺か?何だか寝付けないんだ。暑い所為かな。
お前は何してたんだ?ああ、星を見てたのか。凄い数だな。満点の星空って奴か。俺たちの世界じゃ滅多に見れないからな。
今からもっと空が見れる場所に行こうか。
えっ?夜道が危ないって。心配するな。ちゃんとお前の手、俺が引いていってやるから

火原 和樹
(トランペットを教える感じで)そそそそ、そこ。(またトランペットを吹く)そそ、そんな感じ。
うわあ、すっげえ入道雲。ねえ来て来て。ほら、なんかさ、ほら入・道・雲。(きっちり、一言ずつ分けて。手も一言一言ずつ調子を取って。DVD見て下さい。編集されてますね、思いっきり(T_T))
凄いね。何かさー、ああいうのを見ると、夏本番って感じがするよね。ほら、夏・本・番。入・道・雲の夏・本・番。
何かさ、俺、夏が来るとさ、すっごいワクワクするんだ。だってさ、まるでさ、カラッと晴れた日もいいしさ。
ほら、夕立。夕立あるじゃん。バーって。あれも夏のイベントだよね。靴がさ、びしょびしょに濡れたじゃん、みたいな。ああいうの。
後さ、暑いからアイスもおいしいし、スイカもおいしいし。あ、でもね俺、桃の方が好きなんだよね。
でもねえ、カキ氷とかもやっぱイチゴが好きなんだけど。
あ、でもねえ、夏だからってねえ、冷たいものばかり食べちゃいけないんだよ。鍋焼きうどんとかね、カレーライスとかね。
ああ、ごめんごめん。ほら、後、やっぱさ、夏休みがあるじゃん。俺夏休みが大好きなんだよね。
でもその前に期末試験があるんだよね。あれはもう駄目だな。諦めてるんだよね。数学全然駄目だし。
でもさ、何か今年の夏はいつもよりずっとドキドキしてるよ。
(ドキドキと心臓の音を口でSE。だけど段々早くなり、電車になって)ああ、これじゃ電車だねー。
あ、俺何かわかった気がする。今年の夏は、君と初めて過ごす夏なんだ。君にもそういう風に感じて欲しいな。
(持ってたコーラを飲む)飲む?(多分、そのままホッペにピタッとつける)冷たいだろ。行こ。練習しに行こ。早く。

森田さん、「なんかさ」とか、「だってさ」とか多かったですが、これ、台本持たずにやってるんですよ。所々、ラブメッセージなのにアドリブ入れて(台本に無いのとかもあったんでしょうね、きっと)、より火原っちになったような気がします。

アクラム
この景色を見るがいい。神子。
京の京に夏の陽炎が立ち昇る様を。まるで大地が声を挙げて天を呪っているかのようではないか。
そう、この都は間もなく滅ぶ。お前がどれだけ力を尽くしても無駄な事。
フフッ、信じないか。それもよかろう。気が済むまで抗い続けるがいい。
やがては全てが私の物になるのだ。この都も、龍神も…、そしてお前も。

イノリ
今日も暑くなりそうだな。でも暑さなんかに負けてらんないぜ。
セミがにぎやかに鳴いているし、お天道様もまぶしいし。
何だか俺たちも頑張らなきゃって気がしてこないか。
いろいろ大変な事もあるけど、何とかなるって、絶対。
だって、お前にはさ、どんな時でも俺がついてるじゃん。

ゼフェル
よっ、久しぶりだな。今日はゆっくりしてけるんだろ。
そうか。じゃあよ、ちょっと出ねえか。
ほら、こないだお前に話しただろ。新しいエアバイク。あれがやっと出来てよ。そろそろ遠出しようかと思ってさ。
今日は抜けるくらい空も青いし、ひとっ走りして風に当たったら、きっとスカッとするぜ。
何だよ、遠慮するなよ。いいから来いよ。
一番最初に後ろに乗せるのは…、オメーだって決めてたんだからよ。

レオナード
お、どうしたんだ。やけに大人しいんじゃねーの。この俺様に会えたのに、喜びの一声もないのかい。
あん?暑くて力が入らない?食欲もない?
そりゃお前、バテちまってるんだな。
たまに顔見せたと思ったら、世話の焼けるこった。ちょっと待ってろ。
ヘヘ、ほら、こいつを飲め。しゃきっとするぜ。
何、目丸くしてんのよ。元バーテンダーだから、この程度朝飯前だ。
こいつはな、アップルビネガーをサイダーで割ったものだ。味付けにハチミツ一さじと塩一つまみ。
後は、隠し味で……俺の愛情、だったりしてな。

金澤 紘人
お?頼んどいた資料の整理、やってるな。ごくろーさん。
思えばお前さんも結構大変だよな。
急にコンクールに引っ張りだされるわ、いきなり構内の注目集めるわ、おまけに、俺にこき使われるわ。
ハハ。お詫びと言っちゃ何だが、ここらで茶でも飲むか?俺はコーヒーでもしとくか。
ほら、小銭。お前さんも好きなもの買ってきていいからさ。
……いや、やっぱり今のちょっと訂正。
ここはひとまず、…一緒に買いに行くとするか。

王崎 信武
ありがとう、いい演奏だったよ。君の演奏を聞くと、思い出すものがあるんだ。
子供の頃、友達と待ち合わせて一晩中流れ星を数えた夜の事を。
夏の夕暮れ、叢を駆け抜ける涼しい風。
君の弾くヴァイオリンは、俺の胸の中に、何か懐かしい気持ちを呼び起こしてくれる。
だから、お願いしてもいいかな。もう一度弾いてくれる?
…今度は俺の為に。

エルンスト
お待ちしてましたよ。使命の報告は済みましたか?
そうですか。ではどうぞ、こちらへ。
心地よい風でしょう。ちょうどこの時間この庭園には、宮殿に隣接した森からの空気が流れてくるのです。
森林の空気は一般的に、オゾンやマイナスイオンを含んでいると言われており、大変健康にもよく…、
えーっと……つまりですね、あの…、
私の申し上げたい事はつまり…、
明日もこの時間この場所で…、会って頂けると嬉しいのですが。

ヴィクトール
お?いい風だな。外を動き回る仕事に長く就いていた為だろう。
空調のきいた部屋の中にいるより、外の空気に当たってる方が気分がいい。
物事も何かとはかどる。
だから木陰で休むついでに、書類を持ち出して執務を片付けていたと言う訳だ。
こら、どうしてそこで笑うんだ?そんなにおかしいか?
俺にとっては最高の環境なんだ。
こうしてお前がやってくるのを、誰よりも先に見つける事が出来たんだからな。

ユーイ
おーい、やっと会えたな。
なあ、これから俺と一緒に来ないか?お前に見せたいものがあるんだ。
あのさ、宮殿の横の丘に、花畑があるだろ。あそこに一本だけヒマワリがあるんだ。
ピーンと茎を伸ばして、いつも上を見上げている。
まるで、空の遠くの太陽が心配で仕方が無くて、一日中見守っているみたいだ。
そのヒマワリが今日やっと咲いたんだ。
もしかしたらあのヒマワリも、お前が旅から帰ってくるのを待ってくれたんじゃないかな。
多分、俺と同じように。

橘 友雅
雨が降ってきたね。さっきまであんなに晴れていたのに。
そんな所にいると濡れてしまうよ。もっとこっちにおいで。
おやおや、随分と激しい降りになってきたね。
これでは当分帰れそうにないね。
いっそのこと、今宵はこの部屋で雨宿りするか。
フフフ、そんなに慌てなくていいよ。
全く可愛らしい顔をする姫君だね。
本当にこのまま帰れなくなってしまいそうだよ。

月森 連
君のヴァイオリンが聞こえる。気付いてくれたのか。
君の奏でる音は、高い空の下や、深い緑の中で聞いてもよく響く。
何故だろう。それは君自身に、空の高さや木漏れ日の眩しさが似合うからじゃないかな。
音色が存在そのものが喜びな君の音楽は、これからも多くの人を魅了していくに違いない。
その調べが何時までも続くよう、俺は願わずにいられない。

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