ネオロマンスライブ2004SUMMER 1日目コルダ:お祭り
火原「うわー、夜店がいっぱい。ねえ、金やん。縁日っていいよね」
金澤「屋台ばっか見てないで、誰か見えないか探しとけよ。全く引率なんてするんじゃなかったな。いや、コンクール参加者の親睦を深めようなんて、お前さんの話に乗ったのが元々の間違いだったかな」
火原「もう、はぐれちゃったのはしょうがないじゃん。大丈夫だって、もう皆大人なんだから」
金澤「何言ってるんだ。お前さん達は皆子供なの」
火原「違うよ」
金澤「あー、かったるいな」
火原「本当、かったるそうだね。しっかりしてよ、金やん。引率なんだから」
金澤「ただでさえ暑いってのにこの人ごみ。気分悪くなりそうだな。にしても、お前さん、落ち着けないかな」
火原「まあ、しょうがないね」(うろちょろと)
金澤「本当、元気だな」
火原「え、元気?これ位普通だよ」(更にうろちょろと)
金澤「いや、落ち着きないよ」(本当に(笑))
火原(いや、森田さんか)「そうですね(ペコリと)」(可愛いぞ、森田さん)
火原「それにしても誰もいないな」
金澤「こういう時はほっとくに限るな。あ、そうそう、自由行動。これこれ」
火原「いい加減な事言わないでよ。あ、俺が今トランペット持ってたら、すぐ皆を集められるのにね」
金澤「ここで吹くってか。やめてくれよ」(本当に嫌そうに)
金澤「ああ、俺ちょっとここで休むわ(階段状に座る)」
火原「あれ、こんなとこに座り込まないでよ」
金澤「あちー。ビール欲しい、せめて枝豆ー」(凄くかったるそうに。本当にかったるいのか、英郎(笑))
火原「うわ、親父臭い。さあ、座り込んでないで、立って立って、行こうってば」
金澤「だりー、あちー。誰か優しくしてくれー」(階段に寝そべる)
火原「じゃあ、優しくしてあげるね。行くよ、3年ーB組ー(会場に向かって)」
会場「金やん先生ー!
金澤「恥ずかしいじゃねえか。やめろよ」
火原「あ」
金澤「誰かいたのか?」
火原「あれ見てよ、金魚すくい。俺大好きなんだよね。ここに皆がいれば、俺の勇姿見せられんのになー。あ、金やん、見たい?」
金澤「全然。そもそも俺はそういうことには全然興味ないんだ」
火原「あ、じゃあ勝負しようよ」
金澤「面倒くさい」
火原「そういわないでさ。そうだ、金やんが買ったら、ビール奢るよ。ビール」
金澤「ばっか、そういうわけにはいかんだろ」
火原「やっぱそうだよね。あ、じゃあさ、枝豆、枝豆奢るよ」
金澤「枝豆って。そこまでしてやりたかねえ。おい、とっとと行くぞ」
火原「じゃあさ、皆が集まったらさ、やりたいなそれならいいでしょ」
金澤「はいはい」(いやそうに)
金澤「ああ、これじゃあ、皆が揃うまでに体が持たんぞ」
火原「あ!」
金澤「何だ、今度は綿菓子でもあったのか」
火原「ううん、違う、あのテント。迷子、センター?ってあれいいかも。放送で皆を呼び出してもらおうよ」
金澤「流石にそれはないだろ。お?」
火原「あれ?」
二人、耳を澄ます。
火原「これ、迷子のお知らせが流れてるね」
金澤「げっ、俺とお前さんが呼び出されてるぞ」
火原「流石だね、柚木。抜け目がないね。皆、鳥居の下で待ってるってさ。早く行こうよ、金やん」
火原、退場
金澤「疲れた。これだから、若いもんは」
最後の火原の、柚木発言に、私は柚木の黒王子っぷりを見た気がするぞ。「やれやれ、全く」なんて思ってたりして。
今回、2日目も、キャラの腹黒さを感じたのは私だけか。
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