ネオロマンスライブ2004SUMMER ライブコント2日目遙か
友雅「『何を嘆くか虫の声』 この庭だけ一足先に秋が訪れたようだ。風流だとは思わないか、天真」
天真「風流かどうかはともかく、久しぶりに涼しいなあ。ここしばらく暑くて夜も眠れなかったから、正直助かる」
友雅「おや、虫の音がやんでしまった。どうしたんだろう」
天真「おい、誰かそこにいるのか!」
アクラム「みつかっちゃったv」(昼。会場大爆笑。夜は普通に「みつかってしまったか」でした)
天真「貴様、アクラム。何しに来た!」
アクラム「知れた事!ロビーに売っている新商品にネオロマンス製品に、何故(なにゆえ)私がいないのか心苦しい……いやいやいや龍神の神子を我が物にするために」(これも昼。夜は普通でした)
天真「よくもぬけぬけと!」
アクラム「何か!?」(夜は「手向かうのか?」だった気が)
友雅「(夜のみ「まあまあ」)二人とも。ここで騒ぐのはあまりにも無粋だと思うがねえ。虫たちが怯えて逃げてしまうよ」
アクラム「何だと!?」
天真「ぶ…ぶ、ぶすい?」(夜「え?え?ぶすい?」)
友雅「夏の宵のほんの一時に、鬼も八葉も忘れて風情を楽しむ位のゆとりが欲しいものだねえ」
アクラム「ふっ、よかろう。虫の音、とやらを存分に楽しんでやろうではないか」
友雅「フフフフ…。話が通じたようだね」
アクラム「フフフフ…」
天真「何なんだよ、お前らだけでわかった風になっちゃってよ。(夜「何だよ、二人とも。二人だけで分かり合っちゃってさ」)まあ、こいつがおとなしくしてるって言うなら、俺は構わないけど」
友雅「ではしばし、虫の声に耳を傾けようか」
琴の音が聞こえてくる
友雅「おや、なかなかの弾き手だね。どこの姫君が弾いているのだろうか」
天真「ああ、綺麗な音色だな。でも何だか眠くなっちまった(欠伸)」
友雅「そうそう、姫君といえば、アクラム」
アクラム「ん?」
友雅「お前の女性の好みとはどういったものなんだろうね」
アクラム「女の好み?」
友雅「ああ、一度訊ねて見たかったのだよ。鬼の首領はどんな姫君に心を傾けるのか、とね。(ささやき声で)ここだけの話ならば、いいだろう?
アクラム「(ささやき声で)ここだけの話ならば、(普通に)それが風情というものか。(ささやき声)ならば特別に教えてやってもよかろう。(普通)心持ち、気の強い方がいいかな」
(夜「ここだけの話なら。それが風情というものか。なら特別に教えてやってもよかろう。心持ち気が強いくらい方がいいかな」)
友雅「気の強い?意のままにならぬ方がより惹かれるというものなのかな」
アクラム「歯向かってくる位がちょうどいいのだ」
友雅「ふーん、なるほどね。私はね、控えめな姫君も好きだよ。朝日の中で(夜「風に舞って」)ひっそりと咲く花のような、そんな儚さも捨てがたいと思うんだがね」
アクラム「滅びゆく美しさ、というものか」
友雅「と、思いはするものの、やはり女性というものは、華やかさも大切だと思わないかね」
アクラム「そんな偽りの美など下らぬな」
友雅「いや、女性には元から華やかさが備わっているものだよ。いくら着飾ってもそれが偽りか真かなどすぐに見えてしまうものなのさ」
アクラム「真の美しさ。なかなか奥が深いな」
友雅「フフフフ。一口に女性と言っても様々だからね。だからこそ我々男達は、惹かれてしまうのかもしれないね。おや?随分と静かになってしまったね」
アクラム「こら!地の青龍!!寝てたな!」(夜「寝ていたのか、地の青龍!」)
天真「ああ、ワリー。寝ちゃった」(涎を拭く)
友雅「まだ涎がついてるよ」
(夜 天真「もうお腹一杯だよ。あっ、はっ!何時の間に。ワリー。寝ちまった」
   友雅「やれやれ涎が出てるぞ」 天真慌てて涎を拭く)
友雅「やれやれ折角有意義な話をしていたというのに、ま、いいかな」
天真「ん?」
友雅「天真にはまだ早いだろうからね」
天真「何だよ、それ。ったく子ども扱いしやがって。いいから言ってみろよ」
友雅「では、真の女性の色香とはどんなものだと思う?」
天真「……は?」
アクラム「私は、負けん気の強い方が好きだぞ」
天真「何言ってんだよ、お前ら。全然訳解んねーよ」
アクラム「えぇーい、やはり子供だな、地の青龍」
友雅「もう少し大人になってから話を聞かせてもらうよ、天真」
友雅「フフフフフ」
アクラム「ハハハハハ」
友雅とアクラム退場。(昼 二人「子供だ子供だ」)
天真「ハハハハってハハハって、何なんだよ、みんな。ちょっと待ってくれよー」(天真退場)
(夜「ハハハハって、何だよ二人だけで分かり合っちゃってさ。ちくしょー!待ってよー」(天真退場))

1日目と違って、今度のほったらかしは天真でした。大人の掛け合いもまた魅力でした。やっぱり和彦さんは素敵で、いろんな所で歓声が挙がってました。(挙げた一人でしたが)
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